妊娠19週。つわり記。
現在妊娠19週です。
今のところすこぶる順調に育ってくれています。
そう、あの地獄のつわり以外は……。
妊娠に気が付いた6週前後から始まり、
本当につい最近まで苦しめられました。
1.なにはともあれ吐き気、嘔吐
朝は空っぽの胃から胃液を吐き、鮮やかな黄金色で目を覚ます。トイレに丸く溜まって本当に太陽っぽかった。
食べれば吐くのに、食欲がなくならないのがかえって辛い。
特にまだアルバイト(立ち仕事、力仕事、接客)をしていた頃は
昼食とらないと貧血っぽくなり倒れる→仕方なく食べるも午後は小一時間トイレで過ごす
という日々。
そして嘔吐が日課になった頃、胸元の多分吐くときに使ってる部位が筋肉痛になった。
数日吐き続けてると収まったので、いらんところをパンプアップしちまったもんだな……と思った。
2.めまい、ふらつき
まっすぐ歩いてるつもりなのに壁に当たる。
横になっているのに天井ぐーるぐる。
特に朝方ひどくて、車通勤だったし、めまいが強いときはバイトもしばしば休んでた。
(吐き気はあっても我慢したりトイレで吐きながら出勤できたけど…)
主な症状は上記2点。
特に私はつわりのピークが今夏の猛暑と重なり、消耗が激しかった。
体重もジワジワ減ってきてバイトは辞めてしまいました。
しかし、こういったつわり辛かった自慢(あえてこう書く)ってどうなんでしょう。
実際私も苦しい時は「つわり しんどい」で検索する日々だったのですが、
見れば見るほど自分よりも酷かった人、それでも働き続けた人ばかり目についてしまう。
最終的には夫と医師の勧めで当時の仕事は辞めてしまったのですが、私はしばらくの間デモデモダッテ状態を続けて「仕方なく辞めた」と言い張れるよう仕向けた、という自覚と後ろめたさがあります。
他にも休みがちになり職場に迷惑がかかるからとか、言い訳はたくさん用意して。
幸い夫や義理の家族、知人友人に仕事を辞めたことを責められるような思いをすることは全くありません。恵まれていると思います。
しかし毎朝点滴をうちながら仕事を続けたような人達の体験談を目にし、今後の経済的な状況なども考えると、甘ったれたことを言っていて良かったのか、と葛藤してしまいます。
もちろん当時は毎日辞めたいと思っていたのですが…。
(バイトだったし、早めに休業する雰囲気も無く。)
葛藤した結果ですが、私は同じようにつわりがしんどくて退職した人達の意見を見て気を紛らわすことに落ち着きました。
いや全く何の解決にもなってませんが、本当にこれが1番心が落ち着くんです。誰にどんな風に励まされるよりも。
他人のことだと不思議と、あぁこの人も凄く悩んで決断したんだろうな、って尊重できる気持ちになるんです。
自分のことはいい歳こいてバイトもできない落伍者みたいに思えて仕方ない時でも。
思えば妊娠してから、夫と衝突したり些細なことでイライラするようなことは無かったけれど、こうやって自分が無価値な存在のように思えて気分が沈むことは多々あった。
これもホルモンバランスがうんたらかんたらの影響なのかな。
と、今は思えるくらいになってます。
なのでこのブログも、読んだ人はどんな気持ちになるかな、でも似たような気持ちを抱える人の気を紛らわせられればいいなーと思い、卑屈を貫いて書いています。
みんなが卑屈な気持ちになる必要はないけど、
そりゃあなるよね!仕方ないよね!!なるなる!って。
女の悩みには解決より共感とよく言いますが、
そりゃ女だよな、妊娠してんだもんな、女だよ…。